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競馬の血統とは
「競馬はブラッドスポーツである」という言葉があり、競走馬の能力と血統は大きく関係していると言われています。
数々の生産者が毎日血統を勉強しながら、強い馬の生産に励んでいます。
競馬の血統は競走馬の能力や特徴を示すものなので、レース予想においても無視できない要素です。
必ずしも血統でレース結果が決まるわけではありませんが、予想材料が多いに越したことはありません。
血統を含め様々な予想ファクターを駆使することが、競馬のレース予想ににおいては重要です。
しかし、「血統は難しいからよくわからない」と困っている人も多いのではないでしょうか。
今回は、新馬戦で馬券を当てるために必要な血統の基礎知識を解説していきます。
血統を駆使した予想で、新馬戦でも馬券を的中させてくださいね。
新馬戦で血統予想をするメリット
レース予想では血統が重要になってきますが、新馬戦ではさらにその重要度が高まります。
新馬戦は出走馬の過去のレースデータがないので、血統から能力や適性を読み取らなければいけません。
血統が重要な予想ファクターとなるので、新馬戦では血統を駆使して予想をする必要があります。
過去のレースデータがなかったとしても、血統を使えば距離適性やダート適性を推測することができます。
一度もレースに走ったことがなくても、ある程度予測できるのが血統予想のメリットです。
新馬戦でどの馬の馬券を買うか迷ってしまったときには、血統予想をしてみるのがおすすめです。
新馬戦こそ血統予想をするチャンスなので、新馬戦の馬券を買うときは血統で予想をしてみてください。
新馬戦で血統予想をする4つのポイント
新馬戦は、他のレースとは少し違った特殊なレースです。
血統を駆使した予想をする場合も、新馬戦の特殊性を理解しておくことが大切です。
そこで、新馬戦で血統予想をする際の4つの予想ポイントを紹介します。
新馬戦ならではの血統予想で、他の人とは一味違う予想を意識してみてくださいね。
早い時期から力を発揮できるか
新馬戦で上位に来るためには、早熟タイプであることが重要です。
晩成型の馬は徐々に力を付けていく傾向ですが、デビュー戦では思うように力を発揮できません。
馬によって早い時期から活躍できるタイプと、そうでないタイプがいるということは覚えておく必要があります。
早い時期から力を発揮できるかどうかは、血統である程度の予想が可能です。
種牡馬によって早熟タイプかそうでないかの傾向が偏ります。
傾向としては、父馬自身が早熟馬であった場合に、産駒も早い時期で活躍する傾向が見られます。
父馬が2歳G1を勝利していれば、産駒も2歳から力を発揮できる可能性が高いです。
逆に、父馬が晩成型だったときには、古馬になってから実力を発揮する可能性が高いと考えられます。
2歳時には苦戦していても、後から大成することがあります。
新馬戦では現段階での完成度が重要となるので、血統から新馬戦時点での完成度が高い馬を狙うようにしてください。
産駒傾向から距離適性を読み取る
競走馬には、それぞれ実力が発揮できる距離適性があります。
同じ馬でも短距離では良い成績を残すのに、長距離ではサッパリだということがもあります。
そのため、馬券を買うときには、レースの距離が出走馬にとってベストな条件であるかを把握しなければいけません。
通常のレースなら過去の成績から、距離適性を判断することができます。
良い成績を残しているレース条件を調べれば、どの距離が得意かを調べられます。
ところが、新馬戦は初出走のみの馬で行われるレースなので、過去の成績から距離適性を読み取ることはできません。
そこで活用したいのが、血統です。
種牡馬によって得意とする距離の傾向がわかれるので、産駒傾向を掴んでおければ距離適性を予測することができます。
特に、2歳の新馬戦は短距離で行われることが多いです。
そのため、馬券に絡むためには短距離適性が重要となってきます。
短距離を得意としている血統が新馬戦においては良い成績を残しているので、短距離で力を発揮できる血統を探してください。
ダート戦ではダート適性が重要
新馬戦で積極的に狙いのがダート戦です。
新馬戦のダート戦は出走馬のレベル差が激しいことがあり、馬券の取捨選択がしやすいというメリットがあります。
ダート戦で重要となるのが、ダート適性です。
力のある馬でもダートが合わなければ、上位に来ることはできません。
芝が得意な馬、ダートが得意な馬とそれぞれ特徴があるので、馬場適性は馬券を買う前に確認しておく必要があります。
父がダート馬であると、産駒もダートを得意とする傾向が見られます。
「ゴールドアリュール」や「サウスヴィグラス」などは、ダートのスペシャリストとも言える種牡馬です。
ダートの新馬戦では「ゴールドアリュール」や「サウスヴィグラス」など、産駒がダートで実績を残している馬を積極的に狙うべきです。
特に人気となっている馬は、父の産駒がダートで実績を残しているかをチェックしてください。
兄弟馬の成績もチェック
新馬戦では、兄弟馬の成績も予想をする際に重要な要素の一つとなります。
兄弟馬の成績を調べれば、その馬の能力のポテンシャルもある程度推測することができます。
兄弟で、馬場適性や距離適性も似てきます。
特に、父馬が同じであると、さらに適性は似ていると考えることが可能です。
つまり、全兄弟であるかどうかも重要なポイントになってきます。
母馬が同じでも、父馬の影響が大きければ適性が変わってしまう可能性もあるかもしれません。
母馬の遺伝子よりも、父馬の遺伝子が大きく影響を与えてしまうということがあるのです。
しかし、父馬も同じである全兄弟であれば、血統から考えられる適性は同じです。
得意としている条件も似てくるので、レース成績を調べればどのような条件で力を発揮するか予想ができます。
新馬戦は過去のレース成績がないため予想が難しいと思うかもしれませんが、兄弟の成績を確認することで新馬戦でどのような走りをするのか予想が可能です。
血統で過剰評価されている馬を探せ
新馬戦は、予想材料が乏しいレースなので過剰人気になっている馬をよく見かけます。
血統が良い馬は評判も高く、マスコミの注目度もあります。
そのため、血統だけで人気をしてしまっていることもあるので、注意が必要です。
実際に走ってみると実力はなく、馬群に沈んでしまうというケースも珍しくはありません。
逆に、こういった過剰評価されている馬を見つけ出すことができれば、高配当も狙えます。
過剰人気馬を避けて馬券を買えば、配当の旨味が期待できます。
血統で過剰に評価されているという馬を探して、高配当的中を目指しましょう。
まとめ
新馬戦においては、血統での予想が非常に重要です。
新馬戦は予想材料に乏しいので、血統を駆使して馬の能力や適性を見極めなければいけません。
新馬戦では、早い時期から活躍できる血統であるかが大事になってきます。
早熟タイプの馬が上位に来やすいので、父馬の産駒が早い時期から活躍しているかは調べておく必要があります。
距離適性やダート適性についても、血統からの予測が可能です。
血統から得意な条件を推測して、力を発揮できるかを予想するのが大切です。
正しく適性を見極めることができれば、高配当的中も夢ではありません。
新馬戦で血統予想を駆使して、他の人とは一味違う馬券で回収率アップを目指してくださいね。
