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新馬戦の予想は難しいのか
「新馬戦の予想は難しそう」
そんな風に思っている人も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、新馬戦の予想は難しいです。
なぜなら、新馬戦には初出走の馬しか出走しないため、過去のレースデータがないからです。
過去の成績を参考に予想をするのが競馬予想の基本ですが、その基本となる部分が抜け落ちています。
予想材料も乏しく、どの予想ファクターを駆使して予想をすればいいかわからないという人多いかもしれません。
実際、新馬戦は予想が難しいから賭けないという人もいるぐらいです。
通常のレースとは異なる部分も多く、新馬戦ならではの予想方法も大事となります。
今回は競馬予想が難しい新馬戦で、初心者でも新馬戦を攻略するための方法を紹介します。
新馬戦で予想が当たるようになれば、より競馬も楽しめますね。
予想が難しいからと敬遠せずに、コツを掴んで新馬戦を攻略してください。
新馬戦は難しいからこそ狙い目
新馬戦は予想が難しいと言いましたが、本当に予想が難しいなら賭けるべきではないですよね。
馬券が当たらないとわかっているのなら、新馬戦は避けて他のレースに賭けた方が良い結果が出るかもしれません。
しかし、新馬戦の予想が難しいと感じるのは、新馬戦と他のレースとの予想方法の違いを理解していないからです。
要は賭け方がわからないから難しいと思っているだけで、どの予想ファクターを重視して予想をするかのコツが掴めればそう難しいものではありません。
また、新馬戦は過去のレース成績がない分、オッズと実際の実力が噛み合っていないということが多々あります。
過大評価されている馬、過小評価されている馬がいるので、そこを見極められればプラス収支への追い風となるでしょう。
予想が難しいからこそ荒れるレースとなることも多く、高配当も期待できます。
新馬戦の予想は他の人と差をつけられるので、オッズの旨みも狙えます。
新馬戦こそ狙い目と言える部分もあり、新馬戦の特殊性を理解すれば継続的に馬券を当てることも可能かもしれません。
難しい新馬戦を攻略する4つの方法
予想が難しいとされる新馬戦では、その特殊性を理解して馬券を買っていかなければいけません。
通常のレースとは違った買い方をし、新馬戦ならではの予想方法を確立すること大事です。
そこで、競馬初心者でも難しい新馬戦を攻略できる4つの方法を紹介します。
単勝・複勝を多用する
まず、競馬の新馬戦に意識しておかなければいけないのが、予想が難しいため完璧な的中な困難だということです。
1着を当てるだけでも難しい状況なので、2着や3着まで当てるとなるとなおさらです。
3連単などの高配当が期待できる馬券を狙いすぎると、馬券が当たらないままマイナス収支が積もっていくかもしれません。
そこで意識したいのが、単勝や複勝を使って高い的中率を維持することです。
単勝や複勝は、他の馬券に比べて当たりやすい馬券です。
競馬初心者の方でも、当てられる可能性のある馬券と言えます。
新馬戦はどの馬にもチャンスがあり、1着の予想をするだけでも難しいです。
単勝でも、それなりにオッズが付くこともあります。
3連単で大きな配当を狙わなくても、単勝・複勝で着実に利益を出すことが大切です。
人気薄の馬なら大きく利益を出すことも夢ではないので、激走が期待できる穴馬を見つけて単勝や複勝で確実に馬券的中を狙ってください。
オッズに惑わされない
新馬戦では、オッズを当てにしてはいけません。
皆が予想が乏しい状況で予想をしていて、1番人気と言えど何の信頼もできないというのが新馬戦です。
初めてレースに出走する馬なので、未知な要素が多い状態です。
そのようなレースで、オッズを参考にして馬券を買うというのは止めてください。
圧倒的1番人気の馬がいると、ついついその馬が堅いと考えてしまうかもしれません。
1番人気を軸にして、馬券を買ってしまう人も多いのではないでしょうか。
父馬や母馬がG1を勝っている有名な馬のときには、それだけで1番人気となってしまうこともあります。
マスコミなどが大きく取り上げて人気となることも多く、オッズに惑わされると痛い目を見てしまうことがあります。
新馬戦ではオッズは気にせずに、自分が素直に良いと思った馬に賭けてみるのがおすすめです。
種牡馬の産駒傾向を掴む
新馬戦の予想では、父馬をチェックするのが基本です。
出走馬の父馬を見れば、どのような条件が得意かをある程度予測することが可能です。
父の産駒傾向として、早熟タイプである場合は新馬戦で積極的に狙いたいところとなります。
例えば、「ダイワメジャー」産駒は早熟であることが多く、2歳戦で活躍しています。
短距離を得意としている馬も多いので、2歳戦と相性の良い種牡馬と言えるでしょう。
また、「ディープインパクト」産駒も、早い時期から完成されている馬が多いのが特徴です。
伸びしろは大きくない分、2歳時から完成した走りを見せています。
すでに仕上がっている状態でデビューするために、新馬戦では大きなアドバンテージを得ている状況です。
種牡馬の産駒傾向から、新馬戦で能力を発揮できるかを予測することが大切です。
新馬戦では父馬をチェックし、産駒傾向から適性を見極めるようにしてください。
調教でスピードの絶対値を予測
馬の能力を知る上で重視たいのが、調教です。
新馬戦では馬の能力が予測できていないので、調教である程度判断する必要があります。
調教で良いタイムが出せている馬は、スピードの絶対値が高い馬です。
単純に脚の速い馬でないと、良い調教タイムは出せません。
特に栗東の坂路で良いタイムが出ていると、かなりの瞬発力を持っていることがわかります。
栗東の坂路で53秒台でかつ、ラスト1ハロンが12秒台だと、新馬戦で上位に来られる実力の持ち主です。
ラスト1ハロンのタイムでは、まだ余力が残っていたかを判別することも可能です。
スピードの絶対値や乗り込み具合により1着の可能性があるかを判断できるので、調教タイムは必ずチェックするようにしてください。
語り継がれる「伝説の新馬戦」
競馬では稀に、「伝説の新馬戦」と呼ばれる新馬戦もあります。
これは、新馬戦に複数のG1勝ち馬や重賞勝ち馬がいたときのことを指します。
例えば、2008年10月26日に京都競馬場で行われた新馬戦には、後にG1を勝つ「アンライバルド」「ブエナビスタ」「スリーロールス」が出走していました。
G1勝ち馬が3頭も出走しているのですから、驚きの新馬戦です。
さらに、翌年の翌年の同条件レースの新馬戦では、後にジャパンカップを制する「ローズキングダム」とドバイワールドカップを制する「ヴィクトワールピサ」が出走しました。
このように、競馬では「伝説の新馬戦」として語り継がれるレースもあります。
競馬の新馬戦は予想だけでなく、後のG1馬が誕生するかも楽しみの一つですね。
まとめ
競馬の新馬戦は、予想が難しいと思っている人も多いかもしれません。
予想が難しいのは予想材料が乏しく、自分の予想方法を確立していないからです。
過去の成績がないため予想に戸惑うこともあるかもしれませんが、血統や調教など予想に活用できる予想ファクターはたくさんあります。
他の予想ファクターを駆使することで、新馬戦でも精度の高い予想をすることが可能です。
オッズに惑わされることなく、自分ならではの穴馬を見つけ出して高配当的中を目指してくださいね。